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害獣駆除

ハクビシン駆除の方法と費用|捕獲許可申請フロー・業者費用相場・悪質業者の見極め方

公開日:2026年6月2日 最終更新日:2026年6月2日

ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象。無許可捕獲は1年以下の懲役または100万円以下の罰金。自分でできる追い出し手順・市区町村への捕獲許可申請フロー・業者費用の目安・悪質業者を避ける方法を環境省一次情報をもとに解説。2026-06-02確認。

暮らしのSOS 編集部 | 一次ソース準拠・中立情報 一次ソース確認: 2026-06-02
この記事でわかること(30秒まとめ)
  • ハクビシンの無許可捕獲は違法(鳥獣保護管理法・罰則: 1年以下の懲役または100万円以下の罰金)
  • 自分でできるのは「追い出し+侵入口封鎖」のみ環境省 鳥獣保護管理法・2026-06-02確認)
  • 捕獲したい場合は市区町村の農林・環境担当窓口に捕獲許可申請が必要
  • 業者費用の目安: 軽度3万〜8万円・天井裏全体10万〜30万円以上(状況による変動大)
  • 悪質業者に注意。国民生活センターに害獣駆除の高額請求相談が急増(2024年4月発表2025年3月発表
  • 高額請求されたら消費者ホットライン188番
  • 確認日: 2026-06-02

【必読】ハクビシン捕獲は許可が必要です

鳥獣保護管理法による規制対象

ハクビシンは鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)により保護された野生動物です。 同法は「鳥類又は哺乳類に属する野生動物」を保護対象と定めており(環境省 鳥獣保護管理法の概要・2026-06-02確認)、 ハクビシンはこの保護対象に含まれます。

都道府県知事の許可なしにハクビシンを捕獲することは違法です。 箱罠を設置して捕まえることも無許可では罰せられます。

  • 禁止行為: 無許可での捕獲・殺傷・罠の設置
  • 罰則: 1年以下の懲役または100万円以下の罰金
  • 自分でできること: 追い出し・侵入口封鎖のみ
  • 捕獲したい場合: 市区町村の農林・環境担当窓口に捕獲許可申請が必要
捕獲許可の申請先・手順は市区町村によって異なります

申請窓口・必要書類・審査期間・箱罠のレンタル制度は自治体によって異なります。お住まいの市区町村の農林・環境・生活衛生担当窓口に直接お問い合わせください。

環境省 捕獲許可制度の概要公式で最新情報を確認

ハクビシンかどうかを確認する(見分け方)

まず被害をもたらしている動物がハクビシンかどうかを確認しましょう。 対策方法・許可申請の手続きが動物の種類によって変わります。

特徴 ハクビシン タヌキ アライグマ
顔の模様 鼻筋に白い縦線(最大の特徴) 目の周りが黒い(タヌキ顔) 目の周りが黒い「泥棒マスク」
体型 細長い・尾が長い(体と同程度) ずんぐり・尾が短い やや丸みがある・縞模様の尾
体色 灰褐色〜茶褐色。足先が黒い 灰褐色〜茶色。体全体が同系色 灰色〜褐色。毛が密でふさふさ
鳥獣保護管理法 保護対象(捕獲許可必要) 保護対象(捕獲許可必要) 特定外来生物法の対象。捕獲規制は異なる

見分けがつかない場合は、フンや足跡の写真を撮って市区町村の担当窓口に持参するか、 専門業者に相談してください。アライグマは特定外来生物法の対象となり、 法的な取り扱いが異なります。

状況診断(自分で? 許可申請? 業者へ?)

現在の状況をタップして、合法的な対処法を確認してください。ハクビシンの無許可捕獲は禁止です。

ハクビシンの被害状況はどれに近いですか?

自分で対処OK

木酢液・唐辛子スプレー・光反射グッズなどで近寄りにくくし、侵入できそうな隙間を封鎖することで予防できます。ハクビシンを触ったり捕まえたりすることは法律違反です。

追い出し手順を見る

状況次第

追い出しグッズで退去させたうえで侵入口を封鎖します。箱罠で捕獲したい場合は、市区町村の農林・環境担当窓口に捕獲許可申請が必要です。高所作業・大量の糞があれば業者への依頼が安全です。

捕獲許可申請フローを見る

業者推奨

大量の糞には病原菌・寄生虫が含まれる場合があります。消毒・封鎖・再侵入防止工事まで一括して対応できる専門業者への相談を推奨します。

業者を探す(くらしのマーケット)

※ 診断結果はあくまで目安です。状況・建物の構造により異なります。安全に不安がある場合は迷わず専門業者にご相談ください。 消費者ホットライン188(いやや) も活用できます。

自分でできるハクビシン対策(合法範囲)

ハクビシン対策として自分でできることは「追い出し」と「侵入口封鎖」の2つです。 市販の忌避グッズを組み合わせることで、住み着きを防いだり退去させたりできます。

方法 特徴・使い方 効果 法的注意
木酢液・唐辛子スプレー ハクビシンが嫌う臭いで追い払う。侵入口・天井裏に散布 中(補助的・定期散布が必要) 合法(追い出し目的)
市販の害獣忌避剤 顆粒・液体タイプを住み着き場所に設置 中(ハクビシンの習性に有効) 合法
光反射グッズ(アルミテープ・反射板) 光を反射させて不快感を与える。軒下・床下入口付近に設置 低〜中(補助的に使用) 合法
超音波発生器 ハクビシンが嫌う超音波を発生 中(個体差あり) 合法
侵入口封鎖(金属メッシュ・パテ) 追い出し後に全ての侵入口をふさぐ 高(根本的な再発防止) 合法(追い出し後に行うこと)
箱罠・捕獲・殺傷 違法(無許可での実施は鳥獣保護管理法違反)

追い出し手順(4ステップ)

  1. ハクビシンの侵入口・住み着き場所を確認する

    ハクビシンは3〜4cm程度の隙間から侵入します。天井裏・床下・換気口・軒下・外壁の破損箇所などを確認します。夜間(19〜21時頃)に建物周辺を懐中電灯で確認すると足跡・フン・毛が見つかりやすいです。

    フンには感染症・寄生虫のリスクがあるため、素手で触れないでください。マスク・ゴム手袋を着用して確認してください。

    ハクビシンのフンはネコよりやや大きめ(直径1.5〜2cm・長さ4〜8cm程度)で細長い形状が多いです。1か所に複数まとめて排泄する「ためフン」の習性があります。

  2. 忌避グッズを使って追い出す

    ハクビシンが嫌う臭いを利用して住み着き場所から追い出します。木酢液・唐辛子スプレー・市販の害獣忌避剤を侵入口・天井裏・住み着き場所に散布または設置します。光反射グッズ(アルミテープ・反射板)も有効です。

    追い出し作業中もハクビシンを直接触ったり捕まえたりすることは鳥獣保護管理法違反になります。あくまで追い出しのみ行ってください。

    超音波発生器は一定の忌避効果が期待されますが、個体差があります。複数の方法を組み合わせることで効果が高まります。

  3. ハクビシンが出ていったら侵入口を封鎖する

    侵入口を完全に塞ぐことが最も重要な再発防止策です。金属メッシュ(目の細かいもの)・防鼠テープ・パテ・コンクリートで全ての隙間を封鎖します。封鎖前に中にハクビシンが残っていないか確認してください。

    ハクビシンが中にいる状態で封鎖すると、出られなくなったハクビシンが建物内で死亡し、腐敗臭・衛生被害が発生します。追い出しが確認できてから封鎖してください。
  4. フンの清掃・消毒を行う

    残ったフン・尿は感染症・臭気の原因になります。ゴム手袋・マスク(N95相当)・ゴーグルを着用し、フンをビニール袋に密閉して廃棄します。消毒用アルコールまたは次亜塩素酸ナトリウム水溶液で周囲を清拭します。

    天井裏・床下に大量のフンがある場合は、高所作業・感染リスクの観点から業者への清掃・消毒依頼を強く推奨します。
ハクビシンのフン・尿には感染症リスクがあります

ハクビシンのフンには寄生虫(回虫等)・細菌(サルモネラ菌等)が含まれる場合があります。処理時はゴム手袋・マスク(N95相当)を必ず着用し、乾燥したフンが舞わないよう先に水で湿らせてから回収してください。天井裏に大量のフンがある場合は業者への清掃依頼を推奨します。

捕獲許可申請の手順(申請から許可証交付まで)

「追い出しだけでは足りない」「繰り返し戻ってくる」という場合、 箱罠を使った捕獲が有効な手段です。ただし無許可での捕獲は違法のため、 必ず以下の手順で捕獲許可申請を行ってください(環境省 捕獲許可制度の概要・2026-06-02確認)。

ステップ 内容 目安期間・費用
1. 市区町村の窓口に相談・問い合わせ 農林・環境・生活衛生担当窓口に「ハクビシンが住み着いている」と相談する。申請書類・手続き手順を確認する 当日(電話・窓口訪問)
2. 捕獲許可申請書類を準備・提出 申請書(自治体書式)・被害状況(写真・フン・足跡等)・捕獲場所・捕獲後の処分方法を記載して提出 数日〜1週間(書類準備)
3. 自治体による審査 農業被害・生活被害の状況を確認し、許可の可否を審査する 1〜2週間程度(自治体による)
4. 捕獲許可証の交付 許可証に「捕獲可能期間・捕獲方法・捕獲数・処分方法」が記載される 許可証交付後すぐに作業開始可能
5. 箱罠の設置・捕獲 許可証記載の条件に従い箱罠を設置。捕獲した個体は自治体ルールに従って処分(殺処分または放獣。自治体による) 設置〜捕獲: 数日〜数週間
6. 捕獲報告の提出 捕獲後は自治体に捕獲報告書を提出する(義務) 捕獲後速やかに

箱罠のレンタル制度を設けている自治体も多くあります。申請窓口に「箱罠の貸し出しはありますか?」と合わせて確認してください。 申請手続きが煩雑な場合や時間がない場合は、申請サポートも行っている専門業者への相談が有効です。

捕獲許可の条件・手順は自治体によって異なります

申請書の様式・必要書類・処分方法(殺処分か放獣か)・箱罠のレンタル可否はお住まいの市区町村によって異なります。上記の手順はあくまで一般的な流れです。必ずお住まいの市区町村の農林・環境担当窓口にご確認ください。

環境省 捕獲許可制度公式で最新情報を確認

自力対処の限界:業者に頼むべきサイン

以下のいずれかに当てはまる場合は、自力での安全・確実な対処が難しく、 専門業者への相談が適切です。

  • 天井裏・床下に複数匹が住み着いており、大量のフンが発生している
  • 追い出しを試みたが1〜2週間後に戻ってきた
  • 侵入口が高所・屋根裏など封鎖が難しい場所にある
  • 建物全体・複数箇所に被害が出ている
  • 捕獲許可申請から設置・報告まで一括してサポートしてほしい
  • フンの清掃・消毒・断熱材の交換が必要な状態

専門業者は「追い出し→侵入口封鎖→消毒→再侵入防止工事→捕獲許可申請サポート」を 一括して対応できます。特に再侵入防止工事(隙間の完全封鎖)の品質が再発防止の鍵です。

業者費用の目安と内訳

ハクビシン駆除(追い出し・封鎖・消毒)の業者費用は、 建物の構造・ハクビシンの数・フンの量・封鎖箇所数によって大きく異なります。 以下はあくまでも目安です。必ず事前に書面で見積もりを取ってください。

以下の金額はあくまで目安です。状況・業者によって大きく変動します

特に天井裏の広さ・フンの量・封鎖箇所数・断熱材の交換が必要かどうかで費用が大幅に変わります。複数業者への書面見積もり比較が最も確実な方法です。

ハクビシン駆除費用の目安(2026-06-02時点・業者・地域により変動)
被害状況 費用の目安(参考値) 主な作業内容
軽度(少数・侵入口1〜2箇所) 約3万〜8万円 忌避処理・侵入口封鎖・簡易消毒
中度(天井裏・複数箇所・フン有) 約8万〜20万円 追い出し・侵入口全面封鎖・フン清掃・消毒
重度(建物全体・大量発生・断熱材汚染) 約20万〜50万円以上 上記+断熱材交換・再侵入防止工事・捕獲サポート

見積もり時には以下の項目の内訳を必ず確認してください。

  • 追い出し・忌避処理の費用
  • 侵入口封鎖の費用(封鎖箇所数・素材別)
  • フン清掃・消毒の費用
  • 断熱材交換が必要な場合の費用(別途見積もりが必要な場合あり)
  • 再侵入保証(保証期間・条件)の有無

業者を探す(書面見積もりで比較しましょう)

悪質業者・高額請求を見抜く方法(国民生活センター)

害獣駆除は、悪質業者による高額請求トラブルが多発している分野です。 国民生活センターは2024年4月2025年3月に 害虫・害獣駆除の高額請求トラブルへの注意喚起を連続して発表しています(2026-06-02確認)。

特に多い手口は「格安の出張費・調査費」で集客し、 現地で「大量の糞がある」「侵入口が多い」と過大に説明して高額請求するものです。

悪質業者を見抜く5つのチェックポイント

  • チェック1: 「◯◯円〜」の格安広告に注意
    「〜」は最安値。実際の作業では数倍〜数十倍になることがあります。特に調査・点検無料で集客し、作業費用を高額請求する業者に注意してください。
  • チェック2: 訪問前に総額の書面見積もりを要求する
    信頼できる業者は作業内容・金額を書面で提示します。「現地を見ないとわからない」は合理的な場合もありますが、現地調査後でも書面見積もりを出さない業者は要注意です。
  • チェック3: その場でのサイン・即決を迫る業者は断る
    「今日中に作業しないと被害が広がる」は典型的な悪質業者の手口です。必ず持ち帰って複数業者と比較してください。
  • チェック4: 「捕まえます・殺します」という業者は無許可の可能性がある
    ハクビシンの捕獲には許可証が必要です。「すぐに捕まえられる」と言う業者には「捕獲許可証はありますか?」と確認してください。
  • チェック5: 高額請求されたら消費者ホットライン188番
    訪問販売に該当する場合は8日以内にクーリング・オフが可能です。 消費者ホットライン188(いやや)または最寄りの消費生活センターへ。
クーリング・オフ・相談窓口(消費者庁)

訪問業者による高額請求は特定商取引法の訪問販売に該当する場合があります。8日以内のクーリング・オフ相談は消費者ホットライン188番(無料・全国対応)へ。不当請求には応じず、まず188に相談することを推奨します。

消費者庁 消費者ホットライン188公式で最新情報を確認

ハクビシンを二度と入れない予防対策

ハクビシンは一度気に入った場所に戻る習性があります。 追い出し・封鎖後の再侵入防止が最も重要です。

対策 方法 重要度
侵入口の完全封鎖 金属メッシュ・防鼠テープ・パテ・コンクリートで全ての隙間(3cm以上)を封鎖。屋根・軒下・換気口・外壁破損部を点検 最重要
果物・野菜の放置をなくす 庭の果物(柿・イチジク等)を収穫後すぐに回収。生ゴミは蓋付きのゴミ箱に入れる。ハクビシンは果食性が強い
木のせん定・竹垣の撤去 ハクビシンは木を伝って屋根に登ります。屋根に接触している木の枝を切り、壁に近い竹垣・フェンスを見直す
忌避剤の定期散布 木酢液・唐辛子スプレーを月1〜2回、侵入口周辺・軒下に散布
建物の老朽化箇所を補修する 外壁・屋根のひび割れ・隙間を定期的に点検・補修。築20年以上の建物は特に注意 高(再発防止)

よくある質問

※本ページは一般的な情報提供を目的としています。記載の方法・費用相場・規制情報は変更される場合があります。 最終一次ソース確認日: ハクビシン駆除(鳥獣保護管理法・捕獲許可制度))。 作業前に一次ソース(公的機関・メーカー公式)で最新情報をご確認ください。状況によっては対応が異なる場合があります。無理な作業は行わず、必要に応じて専門業者にご相談ください。

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